2011年6月14日火曜日

陰謀論の理論

2009年09月10日

新世界秩序ー陰謀の理論18

また、オカルティズム occultismに戻って来た。イギリスの神秘学者Alice Baileyのニューエージ運動は日本人には知られていない。神秘学そのものも知らない。キリスト信者でもないかぎり、デヴィルやデーモンの区別もつかない。ましてや、Inner Planes 内方次元界なんて言う言葉が出てくると、勘弁してほしいと言いたくなる。大白色同胞団 Great White Brotherhoodなんて言う言葉もそうだ。

古 代エジプトのアセンデッド・マスターは「マスター・オブ・クラフト(大工職 人)」という称号が与えられた。39人の特別なアセンデッド・マスターが「大白色同胞団(Great White Brotherhood)」として3500年前に人々に紹介されたのはエジプトのカルナックというところだった。さあ、そのわけのわからないオカルティズ ム occultismの続きだ。

現在、Baileyによると、スピリチュアル・ハイアラーキー  Spiritual Hierarchyの構成員はほんのわずかの人々にしか知られていなくて、彼らとはテレパシーで交信するが、この考えが増幅していく中で、彼らの個人的な関与が必要だと認識しだしたので、「ヒエラルキーの外面化」があり、すべての人々は地球上に彼らの存在を知ることとなる。

この考え:昨日の最後のところで書いた、「Alice Baileyのニューエージ宇宙論によれば、大白色同胞団 Great White Brotherhoodと呼ばれるアセンデッド・マスターたち ascended mastersのグループが新世界秩序への人類の移行を監督するために「内方次元界」の中で、働いている。」

Spiritual Hierarchy スピリチュアル・ハイアラーキー:超宗教的な権威をもって全人類を統括しているとされる霊的存在の集団ないし組織のことを指す。おもに神智学の影響を 受けたスピリチュアル思想で用いられる言葉で、イエス・キリストや釈迦のようなアセンデッド・マスターが構成員とされることが多い。単にハイアラーキーと もいう。

スピリチュアル・ハイアラーキーを権威と仰ぐスピリチュアル思想においては、スピリチュアル・ハイアラーキーとコンタクトしその指令を受けることが、スピリチュアルな特権の証とされる。

この言葉は、高次の意識領域が封建的な権威主義によって構成されているという矛盾した概念にもとづいており、しばしばスピリチュアル・カルトによる信者の洗脳に利用される。

ある陰謀の理論家たちは新世界秩序を陰謀する人たちはある種の超自然的な仲介によって導かれていると確信していて、これらは「秘密結社」、霊的存在 unknown superiors、 スピリチュアル・ハイアラーキー、宇宙人、デーモンもしくはサタンでさえも仲介しており、Baileyに触発されたニューエージ運動の目的は西欧世界のユ ダやキリスト教基盤を崩壊させるためであり、混合した世界の宗教を通じて、新世界秩序を作ることであり、この宗教が人々への効果的な麻薬として活躍するこ とになる。

secret society 秘密結社 :秘密結社とは、結社の 存在そのものが構成員により秘匿される、又は、結社の存在は公になっていても、その構成員であることが、組織や構成員自身の許諾によらないで、第三者等に より公開されることが禁じられている組織、あるいは、結社の活動目的や活動内容を構成員以外の第三者等に公開することが禁じられている組織で、政府など公 の機関でないものをいう。

フリーメイソンのように、存在は元より連絡先を公開している結社もある。しかし、その場合も構成員の公募を行わず、非公開の通過儀礼、符牒などを構成員が持つ場合は、秘密結社に該当するとされる。
そ の性格から、政治的秘密結社と宗教的秘密結社に大別されるが、両方の要素を持つ場合もあるし、数は少ないが、どちらにも属さないものもあり、単な る親睦団体である結社も存在する。特定の職人同士や、特定の職種の商業者同士が自分達の技術の漏洩を防いだり、利権を守るために結成する職能・商業組合的 な秘密結社も歴史的に多い。
メンバーは主義、職業、趣味、嗜好などなんらかの要素を共通して有する。また、秘密の主義、信仰などを有している場合もある。結社への入会に際しては、一定の厳しい制限が設けられていることが多い。
秘 密結社はしばしば、議会を 通してではなく直接行動によって既成の政治権力・社会秩序の転覆および再編成を目的とする反体制組織のことを指し、議会や選挙による承認を必要としないと いう考えに立脚するものと見なされたり、フィクションに描かれる傾向にある。社会的に好ましくないと考えられている習慣、嗜好、活動を行っていたり、体制 によって禁じられた活動をおこなっているものもある。またグループをあえて秘密結社的にすることを愉しむたぐいの結社もまま見られる。基本的には秘密結社 は犯罪的、暴力的活動それ自体を目的とする組織ではなく、むしろ、それらの活動を禁止していることが多い。

demons  Satan デーモン サタンサタンという意味は、怪物とか悪魔という意味ではなく、ヘブライ語で「妨げる者」という意味デーモンは、ギリシャ神話の守護霊 ダイ モンが語源。キリスト教はダイモン デーモンは悪霊だとして、人々からダイモンを切り離そうとした。キリスト教は、自分たちは絶対に正しいと確信してお り、唯一信仰だから、キリスト教以外の神は全部悪魔だとした。各地で信仰されている神々を、悪魔だとした。キリスト教が言う悪魔は、もともと 土着の神 で、人々の信仰対象で、人々を昔から守ってきた神々イエスのみを神とせよ と布教する際の妨げとなるので、悪魔だとしてしまった

"Religion is the opiate of the people" 宗教は人々の麻薬だ。:カールマルクスの言葉。

他 のあるものは只単にナチの国家社会主義とオカルティズムのような隠謀家は「現在の堕落した天使たち」であり、彼らは既成の価値を疑っていて、超自然的な知 識、象徴、儀式、記念碑による心理的な力を利用し、彼らの政治的かつ経済的な政策を推し進めるだけのために存在すると言っている。

Lucifer ルシフェル, ルシファー:堕落した天使。天から落ちたごう慢な大天使。Satanと同一視される。

オカルティズムはまだ終わらないが、時間が来てしまった。今日はこれで終わり。demons  Satan デーモン サタンは知らなかったでしょう。全く分けのわからない世界だ。第三帝国が現代のルシファー(堕落した天使)だと言うのはちょっと違うように思うが。

以下引用だが、ルシファーは霊的存在へと昇るための力を人間に授け、大地から解き放とうとする。これに対し、アーリマンという悪神は、人間を土塊に変えてし まおうとする。光の子ルシファーは、地上で過ごす人間に光を与えるために降臨した。しかし、イルミナティが「魔のもの」であるサタン(堕天使ルシファー) に操られていたのも、ほんの数年前までで、今や「魔のもの」であるサタン(堕天使ルシファー)は改心して、今では既に闇の存在・サタンから光の存在・天使 ルシファーに大変貌を遂げている、と言われている。

ババリア・イルミナティ Unknown Superiorと呼ぶ霊的存在との交信の門の意味で現実の世界と不可視的世界とのgateの事。

解説そのものがちょっと言葉足らずだが、ここら辺の神秘学は奥が深そうで、たどり着けない。キリスト教とかユダヤ教に対しても全く素人なので、しょうがないところがあるが、日本人はこうした背景がない。

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