2011年4月8日金曜日

喜納昌吉

観 て る だけ

すべての人の心に花を

川は流れて どこどこ行くの
人も流れて どこどこ行くの
そんな流れが つくころには
花として 花として 咲かせてあげたい

泣きなさい 笑いなさい
いつの日か いつの日か 花を咲かそうよ

涙流れて どこどこ行くの
愛も流れて どこどこ行くの
そんな流れを この胸に
花として 花として むかえてあげたい

泣きなさい 笑いなさい
いつの日か いつの日か 花を咲かそうよ

花は花として笑いもできる
人は人として涙も流す
それが自然の歌なのさ
心の中に 心の中に 花を咲かそうよ

泣きなさい 笑いなさい
いつの日か いつの日か 花を咲かそうよ
泣きなさい 笑いなさい
いつの日か いつの日か 花を咲かそうよ
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Flowering Soul of all human being

To where is the River flowing and going ?
To where is the Human flowing and going ?
The flowing is comming back to ocean,
The soul is flowering,The soul is flowering,
flowering,flowering・・・

Cry,cry,cry,crying,
Laugh,laugh,laugh,laughing
The moment of flowering,the moment of flowering,
comming to you

To where is the Tear flowing and going ?
To where is the Love flowing and going ?
This heart is welcoming The flowing,
as The flowering,as The flowering,as The flowering,

Cry ,cry, cry,crying
Laugh,laugh,laugh,laughing
The moment of flowering comming to you
The moment of flowering,the moment of flowering,
comming to you

All the flower is laughing in nature
All the human is tearing in nature
The Song of life in nature is this
Inside your heart,inside your heart,
happenning The flowering

Cry ,cry, cry,crying
Laugh,laugh,laugh,laughing
The moment of flowering,the moment of flowering,
comming to you

Cry ,cry, cry,crying
Laugh,laugh,laugh,laughing
The moment of flowering,the moment of flowering,
comming to you
(comming through anadi)
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■国連で独立宣言

喜納昌吉さんは、6月12日から14日まで、タイのバンコクにある、
国連宗教本部でおこなわれる
”宗教と精神的リーダーによるミレニアム世界平和サミット ”
に、招請されています。
この会議で、世界中から集まった、宗教界の代表者へ向けて、
スピーチをおこない、「すべての人の心に花を」を歌います。




以下が、国連で喜納さんが行うスピーチです(日本語・英語)




地球こそが人類の聖地である


地球こそが人類の聖地である。

覚醒した人々はそのことを勇気をもって宣言せねばならない。

無限に広がる宇宙、そこに浮かぶ水色の美しい惑星、

太陽から遠くもなく近くもなく、神の愛のダンスと歌に

育まれし生命達の宴を、奇跡と呼ばずに何と呼ぼうか。

宇宙の本質とは喜びであり至福に満たされたもので、
決して不幸や争いや憎しみではない。

また宇宙に開かれた知性は、空気や水、自然の恵みは
この地球の特性であって、それが無限ではないことも知る。

故に人類は苦悩と目覚めによって知識と技術を分かち合い、
この地球に益として返す本能を持ち合わせている。

人類は3000年の間に5000回も戦争をしてきたと言われる、
そしてなおかつ破壊 兵器を生産し、地球を何十回、人類を何千何万回
も滅ぼす核と化学・生物兵器をもっていると言われる。

人類の不幸とは、精神的に目覚めている人達よりも
目覚めていない人 達に技術の使用権を握られ、
何十万人ともいわれる科学者達の頭脳が愚かな
武器開発に使われているところにある。

資本主義も共産主義もその意味では不完全である、
なぜならば限りある自然の富を軍産複合体のシステムによって
生命の破壊の方向に使っているからだ。

決して科学や文明が悪ではなく、原因は人間の内にあることに気づく。

有限である自然の恵みと永遠につきあうこつとは“共に生きる”
ことであり、傷つき病み疲れたこの母なる大地を見たとき、
戦争にはいかなる勝利者もなく、
人類の敗北であることを知る。

そして戦争だけが人類の滅びの道ではないことも知るだろう。

私達は対立する概念を、強い意志を持って跳び越えなければならない、

国家と国家、民族と民族、人種と人種、宗教と宗教、

あらゆる対立するものを和合させる地点へ。

鳥や魚、雲や風、それらは自由に飛び泳ぎ、目的さえ持たず流れ吹いている。

生命の本質とは分断なきものであり、

人工物である情報や電波さえも国境にとらわれない。

皮肉にも進化の頂点に立つ人間だけが国境に閉じこめられ、
地球規模の問題を産み、互いに憎しみあい、
他の生命を道連れにする争いをしている。

いかなる意識がこの地球に線をひいたのか、

その誤りを正し、国境と人と人との心のボーダーを無くしたとき、

人類は一つであり地球は一つであるという一体感に包まれ、慈愛に目覚める。

この宇宙に見事に浮かぶ地球の神秘とは、

神の計りによってもたらされた友達というバランスにある。

兄弟は近すぎるし他人は遠すぎる、

太陽に近すぎても遠すぎても

生命は存続するのに難しい、

その両方に虹の橋を架けるのが友なのだ。

繰り返されるテロと報復はそれらを物語る、
いかなる理由と正義があろうがそこには死体の山しか見いだせない、
どこかに間違いがあるはずだ。

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、これらの絶対一神教
の関係は近すぎる、そして熱すぎる。

そこにはまったく違う神性を持った多神教との交流が必要だ、

そして他の宗教はその両極に友という橋を架け

人々が生き輝く方向に和合をはかることだ。

ヤーフェやアラーに代表される一神教を無限に広げていけば

全てになり、

シャーマニズムである多神教を無限に分けていけば

全てに至る。

ミクロとマクロは決して分離しているのではなく、

個と全体が融合したところに

真実の宗教性が花開き、そのとき

神の扉が開かれ天と地が結ばれる。

不完全な過去は戦争という道に逃げ、

不完全な未来は平和という道に逃げてきた、

戦争を正義としてきた人達、平和を正義としてきた人達が、主義主張を捨てて

手をとり、「調和」と呼ばれる和合の宴に参加したとき、

過去と未来は永遠という舞台にいざなわれ、

至福の現在を迎えるであろう。

それ故に恐怖に縛られた核の傘の調和ではなく、

真理に根ざした愛の傘の調和を実現し、

力によるファシズムではなく、

宇宙に開かれた世界をうちたてることである。

神の味を知った宗教者達だからこそ、

いかなるものよりも早く和合し、この地球を争いの場から

全人類が全人類と友達になるためのエルサレム、メッカ、

そしてブッタガヤに変えることに力を注がねばならない。

人類が夢見てきた天国、浄土、ユートピア、フリーダム

を実現するために、新しい天と地の扉を開き、

人類の雛形として私が生まれた沖縄を、

諸悪の根源である国境主義から独立させることをここに宣言する。

すべての武器を楽器に 
すべての基地を花園に
すべての人の心に花を
戦争よりも祭りを



喜納昌吉
(国連主催ミレニアム宗教精神指導者代表者会議スピーチ原稿)


The Earth is the Sanctuary for Human-beings

The earth is the only sanctuary for human-beings. Those who
are awake must bravely declare it. We are blessed with this
beautiful blue planet which floats in the infinite universe.
It sets itself with ideal distance from the sun and enjoys a
banquet of life nursed by God's love songs and dances. This
is by no means anything but a miracle! The essence of the
universe is joy and bliss but not grief or conflicts or hatreds.
The intelligence opened to the universe recognizes that air,
water and the blessing of nature are all special properties of
the earth, but that they are not inexhaustible. That is why
man-kind has an instinct of sharing knowledge and technology,
driven by distress and awakening, so that it can benefit the
planet.

Man has gone into wars over five thousand times in the past three
thousand years. Yet, it still continues production of
destructive weapons. We carry nuclear, chemical and
biological arms that could exterminate the whole planet dozens
of times and the entire man-kind thousands of times. The
misfortune of man-kind is that those who are not awake, rather
than those who are, hold an access to technologies. Scientists
waste their intelligence over absurd weapon development.
Neither of capitalism nor communism is perfect in this regard
because both systems use limited wealth of nature for killing,
through the mechanism of military-industrial complex.
Science or civilization itself is not an evil. We must realize
that everything starts from man's mind. Eternal relationship
with the limited blessing of nature means to "live together".
Seeing our motherland being exploited, hurt and exhausted, we
realize war generates no winner but it only brings defeat to
human-beings. We will also find war is not an only path for
annihilation.


With strong determination, we must leap over contradictory
conceptions and reach the place where any national, ethnic,
racial, or religious confrontation disappears but they
harmonize with each other. Birds and fishes or wind and clouds
all fly or swim freely and float without purposes. The
substance of life does not suffer from divisions. Even
artificial information or a radio wave is free from captivation.
Only the species that stands at the top of evolutionary pyramid
gets contained by national borders, generates problems on a
global scale, hates each other, and fights the fights that
entangle other species in destruction. No matter what
intention drew lines on this planet, we must rectify this error.
When we eliminate national and mental boundaries, we will be
able to sense the unity of human-beings and the unity of this
planet, and realize the existence of love and affection.

The special characteristic of the earth is its balanced setting
in the universe planned by God, and the same goes with the
balanced relationship of friends. Distance from your brother
is too short, and that from a stranger is too long. Creatures
cannot survive if the temperature is too high or too low.
Friends are the people who build the bridge of rainbow and fill
the distance gap between a brother and a stranger. Repeated
terrors and retaliations illustrate these. Whatever the
reason or so-called justice, what you find there is scores of
dead bodies. There is something wrong with it. Judaism,
Christianity, Islam; their absolute monotheism is too close and
too hot in its relationships. They need exchange with
polytheistism that has totally different divinity. Other
religions must be of help in building a bridge between the
extremes and try diverting our courses to the direction where
we can live with happiness. Endless expansion of monotheism
represented by YHWH would create entirety. In the same way,
endless division of Shamanism should also create entirety.
Micros and Macros are not separate. Genuine nature of religion
will flourish where individuality and entirety fuse together,
and it opens the door to the God, resulting in the linkage between
the heavens and the earth.

As the incomplete past took refuge in the course of wars, the
incomplete future did the same in the course of so-called peace.
Those who justified wars or so-called peace should now abandon
their principles but instead, go hands in hands and join the
banquet of concord called "harmony". That is when the stage
of eternity invites the past and the future to the blissful
present. What we need is to bring about harmony of the love
umbrella based on truth, instead of harmony of the nuclear
umbrella bound by terror. We also need to build a world which
is open to the universe instead of fascism. Because you, men
of religion, know the taste of God, you should dedicate
yourselves in changing this planet from a battle field to a place
like Jerusalem, Mecca, Buddh Gaya where humanity can create
friendship with each other. To realize heaven, the Pure Land,
Utopia and freedom, I here declare to open new doors to the
heavens and the earth, and to establish my mother island
Okinawa's independence from principles of national boundaries,
the root of all evil.

All weapons into music instruments.
All the military bases into flower gardens.
Blooming Flowers into hearts of all.
No wars, but Celebration!



Shoukichi Kina

■沖縄独立

「神様はたいへんさ。こっちでは農民が『お願いです。恵みの雨を降らせて下さい。』
とお願いしている。すぐ横では、漁民が『お願いです。晴れさせて下さい。』
と祈りを捧げている。みんなの願いを叶えようとすると、神様はおかしくなってしまう。

雨も恵み。晴れも恵み。曇りも恵み。

すべてを受け入れることのできるこころこそ、神につながるこころだと思うね。

だから、今日もそのこころのままに。

満月も見えても恵み、見えなくても恵みなんだ。

ここからは見えなくとも、満月はちゃんとあの雲の向こうで輝いているよ。

こころの中に、満月が見えるでしょ。」


昌吉さんは、この会場に向かう車の中で、抑えきれない怒りを爆発させていた。

それは、有事法制への怒りだった。

「周辺有事などといっても、沖縄はいつも有事だ。
そして、今度の有事法制は、再び沖縄を戦争に駆り立てるもの。
もう、こうなったら沖縄は日本から独立するしかないよ。
独立といっても、新しい国を創るというわけじゃない。
国境線からも、争いからも、沖縄は独立するんだ。」

ドドドーン カメジロー ドドドーン 亀さん

昌吉さんがそう歌ったその瞬間、雷鳴が轟いた。
そして、彼の頭上に稲光が走った。

■自衛隊基地の真ん中に花園を ピースメーカーズ ネットワーク

【すべての武器を楽器に】ピースメーカーズ ネットワーク(PMN)

参加者募集!!

PMNは、喜納昌吉さんの提唱するメッセージ

すべての武器を楽器に
すべての基地を花園に
戦争よりも祭りを
そして
すべての人の心に花を

を実現するために出来たNGO(非政府組織)です。
現在、2つの大きなプロジェクトに取り組んでいます。



◎すべての武器を楽器に プロジェクト

文字通り、世界中の武器を集めて、溶かし、平和のモニュメントを建立します。
すでに2月、当時、紛争当事国のインドのフェルナンデス国防大臣を訪れ、武器の提供を依頼したところ、大臣は直ちに賛意を示され、ナラヤナン大統領に取り次いで下さいました。大統領からも趣旨に賛同する旨のメッセージをいただき、インド政府から、われわれNGO へ向けての武器の供与は実現に向けて大きく動いています。このことは、非常に驚くべきことと思います。


◎すべての基地を花園に ちゅらさガーデン プロジェクト

もう一つ非常に驚くべきことが起きました。自衛隊基地内の私有地の返還です。NGOの共同代表の一人である、高江洲氏の先祖伝来の土地100坪が陸上自衛隊特殊演習場のど真ん中であるにもかかわらず、返還されたのです(4月7日)。そして、民法上、自由な出入りと、自由な使用目的が保証されているというのです。片やまさに有事法制が制定されようと言うそのときに、こんなことがあり得るのでしょうか?すべての基地を花園にするチャンス到来です。PMNはこの土地の共同耕作者を募集して、多くの方々と一緒に、世界中の基地を花園にする計画の第一歩を始めたいと考えています。

ちゅらさガーデンの会員(PMN園芸部員)になって
一緒に自衛隊基地の真ん中に花園を作りませんか?


会員は、世界で最初の基地の真ん中の花の解放地"FreeFlwerFierd ちゅらさガーデン"の共同耕作者として、PMNのインストラクターと共に、陸上自衛隊小禄駐屯地の中にある"F.F.F.ちゅらさガーデン"に出入りすることが可能になります(*1)。ちゅらさガーデンでは、花や作物を植えたり、収穫祭などPMN主催の各種イベントなど、基地を花園に変えるムーブメントに直に参加することが出来ます。また年会費の2000円(*2)は、ちゅらさガーデンの管理運営費のほか、PMNのすべての事業の資金として活用されますので、たとえ沖縄に出向くことが無理な方でも、入会する事自体がこのムーブメントの重要な支えとなります。
なお、PMN園芸部員は自動的にPMNの会員(無料)として登録されます。

年会費 2000円

*1:実際の基地への出入りについては、PMN園芸部員の規約に従ってください。
*2:年会費の有効期限は入会日に関わらずその年度末の3月31日までとなります。

PMN会員(無料)も同時に募集しています。登録していただいた方には、EメールニュースなどPMNの活動報告が届きます。ふるってご参加ください。

連絡先:subeteno@mm.0038.net

■喜納昌吉 国連親善大使候補に

『 国連側として寄付を受け取ったスティーブ中田さん(世界平和の鐘協会ロス支部代表)が推薦を発表した。 中田さんは、コスタリカにある国連平和大学の沖縄分校設置も提案。「平和の代償として基地が存在する沖縄で喜納さんの歌など平和について学べる単位制のセ ミナーを開ける分校をつくることを帰国後に提案したい」と述べた。
国連平和親善大使は、国連事務次長で国連平和大学理事長のモーリス・ストロング氏が、テロ事件を契機に提案した。中田さんは、平和をイメージした喜納さん の「花」が世界各国で歌い継がれていることや、サバニピース、白船活動など音楽を通じた継続的な平和活動を推薦理由として挙げた。
寄付を手渡した喜納さんは「沖縄から世界に平和のメッセージを送りたい。国連と沖縄の平和に向けた作業は連動する部分がある。」と話した。』琉球新報11月24日

■世界同時覚醒
すべての人の心が花開く

すべての武器を楽器に
楽器は祭りのために
祭りは生命のために
『 つまり大地と共に生きてきた先住民たちの叡智と、文明を越えた視点を持つ智恵がむすばれれば、人類が戦争を越えることも夢ではなくなる。』
『 天と地は揃った。しかしそれだけでは材料が足りない。最大なる材料は、心の和合である。 すべての人の心がひとつになったとき、文化も政治もすべて循環し、戦争と欲望に覆われた世界は浄化されるだろう。』
『 祭りは和合をおこすための最大の媒体になる。「いつの日か、争いあう人々が武器を捨て、世界中から戦争や破壊がなくなる」それが私を動かす夢である。』
『 非現実的だと、理想論だと笑われてもかまわない。しかし、夢こそが理想を現実にする、最大のエネルギーなのだ。』
『 核のバランス、力の均衡という視点から語られる「理性」概念は、人間の本質を馬鹿にしている。人類は 武力に頼らなければ平和を保てないほどの知性しか持ち得ないのか。人間はもっと目覚めることが出来るはずだ。』
『 世の中が明るくなるためには、やり残してきたカオスの世界を通 らなくてはならない。ただ過去と現在が違うのは、地球が滅びるぐらいの核爆弾を持ってしまったということ。』
『 今、人類の知性が試されている。
そのハードルを超える知性がうまれるなら、あとはジャンプするしかない。
恐れることなく、そこに全生命を賭けましょう。』
『 選択を誤らなければ、必ず道は開ける。信じる道を、突き進んでいけばいい
これだと思った瞬間を大切にし、直感と自分を信じればいい。
見えなくなったら、待っていればいい。』
『 共に生きるということを実践していかなきゃいけない。それは絶対にできるはず。お互いが出会うためには、「絶対の共生」という概念が必要ですね。今度 の南北首脳会談を見ていると、それが現実化してきたという感じがするね。そういう考え方がやっと生まれてきたと思っている。 やれるんじゃないか?。そう考え ると楽しいよ。
素晴らしいよね、六〇年代に言われた「世界同時革命」という言葉も ね(笑)
きっと地球は一緒に目覚める時期が来ると思っているんですよ。
革命ではなくて、「世界同時覚醒」というのが起こるよ。
ある季節が来ると花が一斉に 咲くようにワーッと平和の花が咲く。
それを信じて行動していけばいいんじゃないかと 思っています。
それは地球が持ってる一つの特性なんだ。
地球をはじめと考えて、それからさまざまなことを考えていくべきなんです。』

『 みんながいい方向に行こうとすると、必ず足を引っ張るものが出てくる。他人が幸せになると面白くないという人がいる。それは人間個人もそうだけど、国家の中にもあるよね。
でもね、自分が他より優越だとかそんなこと考える暇がある?。
ないでしょ。
人間はみんな個性があるし、民族にもみんな個性がある。
それはあって当然のこと。
本当に平和を望む心があるならば、みんなが違いを認め合って和合しないとね。
そういう世界を作らないといけない。』
『 アリラン
このような美しい曲を作る民族に戦争は似合わない
再び悲劇がおこらないように、38度線という南北の扉が開いて、
いつの日か北と南の兵隊が向けあっている銃をおろし
抱き合うことを想像します。』
『 選ぶのは私たち自身。
あきらめてしまうのではなく、意識のチャンネルを切り換えることが必要なんだ。』

■国境宗派の無い聖地地球

『 実は今回参加して下さった声明の方々は、知恩院、西本願寺、東本願寺という浄土宗の流れの方々なんですが、この3つの団体が集まるということは千何百年ぶりなんです。千何百年ぶりに、袂をわけていた宗派が和合しているのです。』
『 わたしたちは「地球こそ聖地である」というように、かわらなくてはいけないと思うんです。イスラム教やキリスト教やユダヤ教や仏教、すべてこの何百年 もの間に戦争ばかりをしてきた宗教も、宗教戦争というものはおぞましいですから、私たちは宗教というものも超えて、絶対原理というものも超えて、何かを導 き出すことが出きれば素晴らしいのではないかと思います。』
『 今日は、国境を持たなかった人々がここに来ていますので、最終的には沖縄は独立した方がいいというところまで導き出せればいいなと思っています。それは、どこから独立するのか、どのような独立かというと、世界から独立するんですね。
国境主義から独立して、人類史上誰も為し得なかった「地球はひとつ・人類はひとつ」というところまで行くことが出来ればと思っています。』

破壊から創造へ 全動説

『 そのことに気づき、変革を望むものの使命とは、破滅的シグナルに対して、それを超える創造的な道を具体的に指し示すことである。』
『 人類共有の財産であるはずの地球資源が軍産複合体に集中し、悪魔と化して人類の頭上に君臨させられている。』
『 人類は物質文明を超える精神文明を育み、地球からの恵みを平和の次元に昇華する義務がある。創造の義務を果たしたところにしか、平和を手に入れる権利は生まれない。』
『 宇宙の中心はどこにもなく、すべてが中心である。すべての個は全体に繋がり、全体は個に還っていく。私はそれを「全動説」と呼ぶ。』
『 奇跡的にも「全動説」の世界に近い生き方を続けてきた人々が先住民である。しかし世界の先住民の現状を見れば明らかなように、その上には近代文明の大国のエゴが載っかかっている。
昨年*白船で訪れたアメリカ先住民の独立国・イロコイ連邦には、1000年前にピースメーカーと呼ばれる変革者が現われ、争いあう部族同士を話し合いと理解のもとにひとつにまとめた歴史がある。
彼は小高い丘に部族の民とすべての武器を集めると、木を掘り起こし、その穴に集めた武器を入れ、再びその木を埋め戻し、武器や争いによって流された涙や恨みや怨念を、地下水とともに流し癒したという。
その教えは「大いなる平和の法」として今も継承され、アメリカの民主主義のルーツとなり、米国憲法、日本国憲法の骨子ともなっているのである。』
『 核の傘や武力の抑止力という身に余る武器を持ち、本当の平和を忘れてしまった私たちは、地球を滅ぼす危機を自ら起こす前に、先住民の武器を持たず争わず自然とともに生きる哲学を学ばねばならない。
近代文明に参加せず大地の教えを守ってきた先住民の魂が、出口を失った近代文明の鍵を持っている。
近代文明を超えバーニングスルーし覚醒した意識と先住民のポジティブな叡智が結ばれ、先住民に覆い被さった近代文明の蓋を開けることができれば、閉塞した近代文明の出口も見つかり、新たな精神による文明をかたち創ることができるだろう。』
『 この悲しみは、統一を願うひとつの心から流れるふたつの涙である。その涙と血と悲しみには、日本が深く関与している。
日本はといえば、北朝鮮のテポドン問題一発で今まで築いてきた平和の理念も吹き飛び世論は国防論へと傾き、ややもすると過去の大政翼賛会に戻りかねない勢いである。そしてそれらがアジアに動揺を与え、世界の不安と連動し、闇の利権の活躍する道筋が作られていく。
日本はその道を選ぶべきではない。「21世紀はアジアの時代」といわれるが、この涙を拭わずしてその言葉は無に等しく、分断に目をつぶる日本とアジアには疑問を持たざるを得ない。
ベトナムは統一を成し遂げ、ベルリンの壁は取り除かれ、ソ連は崩壊し、世界は歩き始めた。荒涼とした戦争の爪痕を見たとき、戦争には勝利者はなく、それは人類の敗北であることを知る。』
『 残された最後の壁は、人類の覚醒と希望に向かって開かなければならない。その為に、いま求められるのは北朝鮮への視点の転換であり、心ある人々が立ち上がり38度線を平和的になくすために尽力するべきである。』
『 新しい天を司る覚醒した人々と、新しい地を司る魂を招くために勇気を持って全世界にメッセージを発し、戦争への道ではなく、平和への道を選ばなければならない。』
『 破壊から、創造へ。そのためには覚醒意識を引き出すための媒体、すなわち人類精神に覚醒を与えるための祭りが必要なのである。』
すべての武器を楽器に
すべての基地を花園に
すべての人の心に花を

■歌い踊り祈る

『 あらゆる形容詞を持って表現されてきた人類の夢の世界が花開く瞬間である。
その大いなる人類史の直感で動いてきた魂のアーティストたちが、歌い、踊り、祈ることで、まさに新しい天と地がひらく。
さー、大いなる勇気を持って、何千年も準備された、人類の大いなるステージへ羽ばたこう。
すべての武器を楽器に
すべての基地を花園に
戦争よりも祭りを
そして、すべての人の心に花を

喜納昌吉
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■世界中から戦争や破壊はなくなる 喜納昌吉

祭りは和合をおこすための最大の媒体になる。
「いつの日か、争いあう人々が武器を捨て、世界中から戦争や破壊がなくなる」
それが私を動かす夢である。

非現実的だと、理想論だと笑われてもかまわない。
しかし、夢こそが理想を現実にする、最大のエネルギーなのだ。

すべての武器を楽器に
楽器は祭りのために
祭りは生命のために

核のバランス、力の均衡という視点から語られる「理性」概念は、
人間の本質を馬鹿にしている。

人類は 武力に頼らなければ平和を保てないほどの知性しか持ち得ないのか。
人間はもっと目覚めることが出来るはずだ

武器は、人類を覚醒させるものではない。
武器は、自分を守るためにあるのではない。
武器は、人を傷つけるためにある。

すべての基地を花園に
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■絶対の共生・地球こそが人類の聖地 喜納昌吉

『 沖縄と日本には、世界の平和を築くためのバランサーとしての重要な役割がある。』
『 人類は、その進化のエネルギーを戦争に使うか、平和に使うかという究極の岐 路に立たされている。戦争には勝利者はなく、人類の敗北であることを、母なる 大地この地球の疲弊した姿に見出し、まったく新しい道を創造するときが来たのだ。』
『 このまま文明が突き進めば温暖化で灼熱の星と化して生命が住めなくなると語る学者もいる。』
『 "絶対は絶対にない"そのことだけが宇宙の本質の絶対性であることに気づかなければならない。分裂の種となる宗教の絶対主義を和合させるためには"絶対の共生"が必要だ。』
『 和合の精神を持ち続ける沖縄にはすべての武器を捨てた歴史があり、アメリカ建国秘史を握る先住民のイロコイ連邦にもその精神が生きている。沖縄と世界 の先住民が持つ、神から生まれ神に還るという生命の循環哲学は、神が共通の財産であり人類はひとつ地球はひとつであることを物語る。』
『 この視点に立ち戻り西洋にアプローチすれば、2000年の文明のもつれを解きほぐし、西洋文明に覚醒を促し、新しい文明観を与えることが出来る。』
『  人類に射し込む光とは「地球こそが人類の聖地である」という真実である。そのアイデンティティに目覚め、希望を持って絶対の共生の道を指し示せば、人類の平和も夢ではない。』
『 小さい沖縄だからこそ、大きな希望に愛されているのだ。暗雲立ちこめる世界だからこそ、沖縄が光を投げかける瞬間がもうすぐそこに来ている。』(琉球新報論壇 10/5)
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■醒めた知性は暴力をリバランス
喜納昌吉

喜納 『 まずこのことで見落としてはならない点があると思いますね。それは今回のテロで犠牲となり亡くなった人たち、天国にいる人たちの魂がですね、本 当に今回のような報復という形を好むかということです。つまり「報復」という行為は、今生きている人たちが「報復」を選んだのであって、犠牲となった人た ちの魂ではないんです。』
『 テロが悪いことは、誰も知っています。世界中の人たちがです。でもそのテロが生まれてくる背景というものを生きている我々は考えなければいけない。こ のことを我々は真剣に考えなければいけない。特に今回は、日本にも政治的な選択が迫られています。世界の中で、日本の果たす役割は重要です。行動によって は、テロを産まないような世界の政治状況を作るための役割でも果たせます。その意味で考えますと、熱くなったブッシュ政権の方針のようなものに、一方的に ジョイントしている今の日本政府のやり方は、ちょっと安易ではないかと考えざるをえませんね。』
『 日本がアメリカの政治的パートナーであっても同じように熱くなっているようでは駄目です。テロに対しては、もっと冷静になって、状況を見る眼というものが必要ではないでしょうか。』
『 今日本人には、醒めた眼が必要なのです。その眼をもって答を出せば、きっと良い答えが見つかるでしょう。そうです。そうしたらおそらくテロの根源にある問題というものが見えてくると思います。問題が見えれば、処方箋も見つかるでしょう。』
『 日本はそこで、独自の役割を果たすことが出来ます。平和的な解決の方法により、世界中の人々が、和合しあえるような状況にもっていくことこそ、日本と日本人が果たすべき役割だと思うのです。』
『 今人類は岐路に立たされていると思います。つまり人類の持つエネルギーを「報復」や「戦争」のような暴力的な形に使ってしまうのか、それとも人類の持 つエネルギーを「平和」の途へと向かわせ得るかということです。これから起こる戦争、それから今アフガンで起こってしまった戦争には、敗者も勝利者もいま せん。』
『 戦争は人類の「敗北」そのものなのです。戦争は、人間の持っている理性知性が、暴力によって、敗北することなんです。今人類は、戦争という暴力的なス テージに向っている悲しい状況ですが、我々の理性は、そのような愚かなステージで行動することは、慎まなければなりません。』
『 暴力的なステージで、貴重な人類のエネルギーを浪費してはなりません。私はそれを越えるような平和的なステージにおけるエネルギーの消費というものを提示したいですね。』
『 「イマジン」が、アメリカで一番リクエストが多いということは知っていますし、素晴らしいことだと思います。私は当然だと思います。しかしそれが放送 規制にあっているということもまた事実です。平和な時には、もてはやされているのに、今回のようにテロ等が起きて、アメリカが「報復」やむなしの情況にな ると規制される。これは悲しいことですよ。』
『 平和そのものが偽善の仮面を被ったものだったかもしれません。ジョンレノンの「イマジン」という歌には、その偽善の仮面を剥がすような何らかのパワー がきっとあるのでしょう。今回オノヨーコさんが、どんな気持ちで、広告を出したかは、分かりませんが、「イマジン」には、人類の将来に対する大きな「ビ ジョン」がありますね。』
『 彼の人生は、ある意味で言えば、「ヤマトタケル」とも共通したロマンがありますし、北の歴史で言えば「アテルイ」とか「エミシ」「アイヌ民族」とか、そのような非常に深い縄文の魂と結びついているような気がします。』
『 この現代は、まさに縄文のエネルギーが甦り、もう一度溢れ出でようとしている時代でしょう。そしてそのエネルギーが、また美しい弥生という花と合体した時に、今の日本は、少し元気がありませんが、またきっと素晴らしい国として蘇っていくのではないでしょうか。』
『 また中尊寺蓮ですか。泰衡蓮というのですか。首桶にお入ったまま、800年も眠っていた花が咲くなどということは、単なるメタファー(隠喩)というよりは、シンボル(象徴)か、レベレーション(啓示)かもしれませんよ。ホントに素晴らしいことです。』
『 我々もこの貴重な蓮の華が咲いた意味を真剣に考えなければいけませんね。だから戦争などという人類のエネルギーの無駄使いは止めにして貰いたいです ね。すべての人の心にこの泰衡蓮が花開けば、人類の未来はきっと明るいものになるでしょう。まさに中尊寺蓮は「すべての人の心に花を」のイメージそのもの ですよ。』

■授かったもの

『 人々の痛さを吸収し、どうしようもなくなったとき、 ほんとうにどこからか降りてきたのが、 「すべての人の心に花を」の歌詞だった。』
『 僕は、あの詩を自分で創ったとは思ってはいない。 「ハイサイおじさん」のときもそうだったけど、 この不思議な生まれ方をしたふたつの曲に関しては、 「授かったもの」というふうにとらええている。』

■ハイサイおじさん

『 昌吉が中学生の時に創ったこの曲は、37年にわたって愛され続けている。しかしこの歌には、沖縄の歴史が生み出した想像を絶する苦悩がおさめられている。』
『 沖縄では戦後急速に精神病患者が増加した。その背景には、精神のバランスを崩さざるを得なかった沖縄の情況がある。アメリカの占領下にあり、戦争の後 遺症と近代化へのひずみに悩む沖縄社会。人々は混乱と貧困に苦しみ、今日食べる物にも事欠く、ただ前を向いて生きるしかない生活をおくっていた。心を開放 する娯楽も、リラックスをする余裕もなかった。』
『 事件のあともおじさんは昌吉の家を訪ねては、「ハイサイ!」と酒をねだりに来たという。つらい事件を経験しながらも、おじさんはいつも明るくたくまし く生きていた。そんなおじさんの相手をするのが昌吉の楽しみだった。おじさんとのやりとりの中で、昌吉の明るさとおじさんの明るさが出会い「ハイサイおじ さん」は誕生した。背景には暗いものがあったが、2人の明るさは、その暗さを消し飛ぶほどにポジティブだった。さまざまな不幸をも吸収し、消化し、明るい ものへと変えていこうとするこの歌の姿勢は、その後多くの人の支持を得て沖縄で最も有名な歌となった。』
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■バランスを担う重要な役割 
すべての武器を楽器に 戦争よりも祭りを

『 「地球こそが人類の聖地である」という真理は人類に射し込む最後の平和の光である。テロによる人類の悲劇を背負うにはイスラエルには荷が重すぎる。疲弊した地球と人類の涙を見れば戦争とは勝利者なく人類の敗北者であることを知る。』
『 世界平和を築くバランスを担う重要な役割が沖縄と日本にはある。憲法改正や有事法制の成立を強引に推し進めようとする小泉首相は反省し、憲法9条より平和に開花させなければならない。世界に暗雲立ち込める今こそ、本当の勇気が必要なのだ。』10月6日 喜納 昌吉

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